東京回顧録 第2回




この度の東京旅で貪った食事の思い出を語る。

サトウんちの最寄駅だった篠崎駅近くの居酒屋

客層は若者が多かった。
隣のボックス席は絵にかいたような今どきの"DQN"な若者。
僕と彼らは互いに気になるのか、チラッチラと目が合い、その度に向こうから視線を弾く。
鈍感だから気づかなかったけど、もしかして僕のこと好いてたのかな?

居酒屋チェーン風ではあるが、割と鮮度のいい魚介類だったと思う。
鰯の唐揚げとアン肝が美味かった。
ただ、仕事終わりに、電車移動1時間→飛行機1時間半→電車移動1時間、そして12時を回っていたこともあり、疲労で食欲は減退。
サトウには悪いが、すごく帰りたかった。

サトウんちで寝しなに飲んだ宝焼酎は美味かった。
何回か飲んだことあるが、やっぱり水みたいだよなぁ。
それにしても、男と一つの布団で寝るのは人生初。それでも、煎餅布団だったが、泊めてもらえるのはうれしかったと思う。


蒙古タンメン中本 御徒町店

御徒町はいいよね。
秋葉原から続く単なる小規模オフィス街の並びから、御徒町駅に近づくと突然、雑多とした街に変わる瞬間が好き。なんか、ホッとする。

JR線路東側の貴金属問屋の群れもいいけど、西側のアメヤ横丁の入り口とか吉池デパートあたりも、こりゃまた一興。

あれ?その吉池デパートがない?その替り、なんかガラス張りの商業ビルがあるぞ…
えっこれが吉池デパートなの?
御徒町吉池
どうやらリニューアルしているようで、新装すると1階から6階までがユニクロとGUが入るらしい。これじゃあ単なるファーストリテーリングデパートじゃん。

僕にとって東京旅行の〆、ここで母にお土産として舟和の芋ようかんを買うのが恒例だったのだが、これじゃあ随分印象が変わるなぁ。年がら年中、地方都市のデパートの催事場みたいな騒がしい場所だったのに…。


話は戻るが、蒙古タンメン
セブンイレブンのカップ麺美味いよね。
でも、本物はもっと美味しかった。
辛さもカップ麺を凌駕しており、とても胃に堪える仕上がりだった。
前夜は酒を抑えておいてよかったわぁ。


アメ横センタービル地下で買ったジュース

センタービル地下は日本ではない。
東京は各地にコリアンタウンがあるが、そういうのは比じゃなく、あそこは日本じゃない。
多種多様な海外の食品が売られており、豚の精肉もその辺のスーパーじゃ見られない皮付きぶつ切りブロック状態。
5年前ぐらいに行ったときは、生きたニワトリが籠に入って売られていた記憶がある。

直前に辛い物を食べたからか、僕らはノドが乾いていたのである。
僕はタマリンドのジュース、サトウはバジルシードのジュースを買ったのだが、思い出に残る不味さだった。
アジアの甘さはどうしてこうも下品なのか。

アメ横はいつもどおりの混み様。
職場の優しいおじさんから、殻つきアーモンドを買ってくるように命令されていたのを思い出した。
おじさんは築地の乾物屋を指名していたが、んなことはない天下のアメ横なら手に入らない物はない。
だって、僕は天下の野村沙知代がわざわざ香水を買いに足を運んでいるのを見たことがあるんだ。

ローストアーモンドはあれど、さすがのアメ横でも殻つきは珍しいようだ。でも、ないことはない。
おじさんは両掌一杯で800円ぐらいといっていたが、ちょうど両掌一杯ぐらいの300gで430円で売っている店を発見する。安いじゃないか。
3袋買うからまけてと店主に交渉すると、店主は「いやぁーまいったな。殻つきアーモンドは高騰しててさ。明日にも値上げしようと思っていたんだ。」と言う。
真偽は不明だが殻つきアーモンド市場は大変なようだ。
まぁ、人のお遣いだから、値段より確実に手に入れることが大事だ。
店主の言い分を呑んで販売価格で買う。店主は「悪いから。」といい、50円まけてくれた。
3.8%引きは得したかの評価がし辛い。



昭和の人の英語発音のカタカナ表記は馬鹿にできない




 
先日から、何故かジョージ・クルーニーの婚約を知らせる話題が、繰り返しニュース番組等で取り扱われていますね。
結婚でもあるまいに、そんなに大きなことではないと思えるが…。
ただ、それで思い出しました。
ジョージはローズマリー・クルーニーの親戚だったことを…。

Rosemary ClooneyのCome on-a my house

江利チエミがカバーしていた曲ですよね。
50年代を代表するアメリカアイドルソングですな。

今更ながら歌詞を見てみましたが、「飴をあげるから家へおいでよ」と誘うところから始まって、数々の果物で誘い、最後は「全てをあげるから家へおいでよ」ですからね。
ROSEMARY CLOONEY "Come On-A My House"の歌詞
これはアバズレ女が男を誘う曲なんだろうか?
う〜ん…エッチだなぁ。

…いや、ちょっと待てよ。
よくよく歌詞を読むと、Marriage ring=結婚指輪をあげるとも歌っている。
どうやらこれは女が男を誘う歌ではないようだぞ。

贈るという物はCandy=飴、Apple=リンゴ、Plum=スモモ、Apricot=アプリコット、Grape=ブドウ、Cake=ケーキ、Peach=桃、Pear=梨とある程度ありふれたものもあるが

中にはFig=イチジク、Date=ナツメ椰子の実、Christmas tree=クリスマスツリー、Pomegranate=ザクロ、Easta-egg=イースターエッグなんてのもある。どうにもアメリカらしくない名詞だぞ。

というわけで調べてみました。
英語版のWikipediaによると、この曲の作詞作曲はRoss Bagdasarianと従兄弟のWilliam Saroyanによるものとのこと。
この二人はいずれもアルメニア系アメリカ人で、アルメニア民謡を元に作ったとか。

つまり、アルメニアナイズドな曲となるとイチジク、ナツメ椰子、ザクロという歌詞は納得いくぞ。だってアルメニアはトルコの隣国のヨーロッパとアジアの境あたりに位置する国だから。

ただ、そうなるとクリスマスツリーとイースターエッグってどうなんだろ?
キリスト教とは縁があるのだろうか?
なんて思っていたら、大変失礼な思い込みでした。
どうやら、アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教化した国で、その歴史は古く紀元後301年からとか…。こりゃ御見それした。

そして、この歌詞はアルメニアの人々が友人や親せきを迎える時の習わしを表しているそうだ。アメリカ関係ないんだね。


確かに前奏のチェンバロみたいな音の部分と似ているかもしれない。

それはそうと
この曲のタイトル「Come on-a my house」の「on-a」のハイフン
何かこだわりがあるのだろうか?
外国サイトの曲名はまったくもって統一されてハイフンがつけられている。

調べてみると…
新里式 英語超学習法 "Come On A My House" は正しいのか?
という記事を見つけました。
なるほどぉ〜
これはあの私めも記事で扱ったgonnaとかwannaと同類なのね。
あんた何したいのさ?
Come on to my houseの「Come on to」が「Comeona」になったわけね。
たしかに、「カモナ」と発音してる。

はっ!!

ということは、江利チエミの「カモナ・マイ・ハウス」は正当な表記だったんだな…

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