椿三十郎




最近のムーブメントとしてリメイクという言葉をよく聴きます。

劇場絶賛放映中の織田裕二主演の「椿三十郎」

おそらく今なら、めざましテレビで連日のように宣伝していて知っているでしょうが

これも故黒澤明監督の同名の作品をリメイクしたものです。

この「椿三十郎」は「用心棒」の続編に当り、三船敏郎扮する浪人がとある藩のゴタゴタを解決する時代劇です。

侍が刀を振る血なまぐさいだけの作品ではなく喜劇とも思える作りですので、高校生だった僕でも面白くみれました。

ところで

先週、そのことを僕の友人と話していると、意外とみんなリメイクのことを知らなくてびっくりしました。

そこで、金曜日にオリジナルの「椿三十郎」を何人かで見たんです。

いやぁ改めて思うことはカメラワーク凄っ!

それと、三船敏郎は侍でした。

ただ、世界の三船はキムタクと一緒で何やっても同じ演技になるので、この浪人役だからこそ光っていたんでしょうね。

そして、肝心なみんなの反応はというと

エンタの神様で観客の笑い声に釣られて一緒に笑うような不感症の奴一人を除いて、それなりに感銘をうけていたようです。

その中でも一人がいった言葉は印象的でした。

「白黒だから面白いとは思いもしなかった。」

確かに、そうかもしれない。

昔はSFXの技術からして、今とは比べ物にならないぐらい表現に制限がありました。

それに、演技にしろ画一的な表現がそんなに確立していなかったので、日頃映画に慣れ親しんでいない人にとっては、そういう演技を目の当たりにし自分の固定観念とで差異が生じ違和感を覚えるのかもしれないね。

話は戻りますが、今回僕はオリジナルを見せました。

しかし、リメイク反対派ではありません。

むしろ、今は評価されていないロジャー・コーマンの作品の多くを才能ある監督にリメイクして欲しいと願っているほどです。

でも、白黒映画を拒む彼ら同様、僕だって食わず嫌いはします。

おそらく、今回の織田裕二の椿三十郎は見ないでしょう。

だけど、みなさんには「椿三十郎」という作品はおもしろいので、織田裕二版でもいいから機会があれば見て欲しいと思います。

ちなみに、劇場公開中の「恋空」のオリジナルが深作欣二監督の作品ということはあまり知られていませんね。

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